アプリにするか?

 株主優待が使えるお店を探せるサービスをWEBで検索をすると、何件か引っかかってきたが、魅力的に思えなかった。

 第一に登録されている店舗が少ない、京都周辺がカバーされていない。やっていることと言えば、GoogleMapに自分でピンを立てているのと何ら変わりはない。

 とはいえ、自分がそういうサービスを作るとしても、結局はGoogleMapを使うことになるだろうし、保有している株主優待の管理をするような機能を入れるとしても、自分が持っている株主優待の情報を、誰が管理しているのか分からないサーバに預けるなんて気持ち悪くて仕方ないと自分が思うんだから、サービスを作ったとて、誰からも使われることなく終わるだろうな、という考えに行き着く。

 WordPressのプラグインを作ったりしているので、WEBサービスを作るのは容易いことではあるけれど、個人情報、ましてや金融情報が入っているサーバをハッキングされた日には、無料サービスだからとか、いっていられない事態になる。

 きっとそういうことだから、こんなのないかなぁと探してみても、自分が使いたいと思えるサービスはないし、そもそも、リスクしかないから誰も作りたがらないんだなと気がついた。

 Webサービスじゃなくて、iPhoneアプリならあるのか?とおもって App Store で株主優待のアプリを検索しても、優待を管理できます的な家計簿系ソフトしか見当たらない。
 飽き性な自分が家計簿なんて付けられるわけが無いし、そもそも、コンセプトが全く違うんだから、それをインストールして満足!となるはずもない。

 でも、WEBと違ってアプリなら、個人情報はすべて個人の端末に入れることになるし顔認証や指紋認証で守られている。バックアップが必要になったとしても、ユーザー自身のiCloudのスペースに入れてもらえたら、自分が管理するサーバにユーザーの個人情報を保存することなく、自分が作りたいと思うものができるんじゃないのか?

 いやいや、俺!
 俺はSwiftとか分からんし、以前にObjective-Cとか勉強してたこともあるけれど、今のSwiftとか別世界!ましてやXcodeなんて何年起動してないんだ?…と思いながら、ふと、CursorのAIエージェントに「地図アプリ作れる?」と入力してみると「こんなんどう?」って感じで、Xcodeでコンパイルされてエミュレータ上にMapKitを使ったアプリが動いていた。

 お、おまえ…

 とはいえ、必要なのはお店の情報
 俺の持っているクリレスやマクドナルドのお店情報を取得することができるのか?と思い、各社のお店検索のサイトを見ていると、あ、これはWEB側の技術があれば、なんとかなるんじゃ?公開されているデータなんだし、ハッキングとかましてやクラッキングじゃないし!と自分に申し訳をしつつ、お店の情報を取得するプログラムを作ってみると、意外とちゃんと思っているデータが取得できた。

 データは俺の力でなんとかなるし、SwiftもAIエージェントが手伝ってくれれば…
 んじゃ、アプリ作ってみるか!という、これから待っている地獄により、さらに心が病む事を想像できない馬鹿な自分がそこにいたのです。今なら「やめとけ」って止めると思うけれど、心が病んでいると、何かにすがりたい!いや、すがっていないと立ち上がれなかったあの頃の自分、というのも事実。

 自分がほしいから作る、それが楽しいんだ!という気持ちだけで動き始めた2025年8月の終わり。