どの企業が収録されているかを閲覧するために
Ver 1をリリースした際は、企業数も200企業程度だったので、一覧表示ができていましたが、Ver 1.3 にて1,600社を超えてくると、一覧にしたところで、ただ会社名を表示しただけのページになってしまうため、ただ存在はするけれど、存在価値がゼロなものになってしまうと思っていました。
それなら、ちゃんと1,600社を見られるコンテンツとして表示をしようと思い、検索ができる形式にしてみました。
してみましたが… ただ検索ができるだけだと、「優待くらし」というアプリを紹介するサイトなのに、何も面白くないなぁと、いつもの自問自答が始まったのでした。
優待くらし ”らしさ” を、再定義
優待くらしのサービスを始めてから半年以上が経過し、こんな株主優待があるのかと、データを入力しながら新しい発見ができたと楽しくなっていたりするのですが、ときに企業が株主と繋がりたいと思って実施しているのか、それとも株主優待を餌に株価上昇(時価総額の底上げ)を狙っているだけなのかと、疑問に思うこともあります。
例えば
- 高額な株主優待を提示し、株主を集めた末に、1度も実施をすることなく廃止してしまう企業
- 下方修正をし続けて株価低迷で、株主優待の利率だけが高くなっているが、決算が悪く優待を半減してしまう企業
- 保有数に応じた比例型の優待で、かなりの保有枚数上限を設けているが財務状況の良くない企業
などなど、その企業の株を保有することが企業を応援することになり、株主は企業から戴ける優待で生活が楽しくなるということになっているのだろうか?と思えてしまう企業があるなと感じていました。
そして、優待くらしのユーザーから、配当金の情報もあったらいいなとか、お得な優待情報が欲しいというご意見はいただいていたので、企業IRを解析する中で利率などの取得をすることはかなり早い段階でできていたのですが、本当に利率だけを出すだけでいいのだろうか?という自問自答がありました。
「高優待率」とか「持てば持つほどお得度が増す」という視点だけで、この企業がお勧め!と言っていいのか?財務状況や下方修正をする可能性が高いと感じるのに、それをお得と見えるような数字の表示をすることは正解なのだろうか?
そう考える中で、3年分程度のIRを時系列で見直しながら、1つ1つのIRを解析してゆくと、企業の強みや弱み・株主に対する企業の姿勢・株主優待提供の持続可能性などを数値化することができるんじゃないかと思えてきました。
そして、さまざまな視点から6つのパラメータに分類させて、比重を調整しながら解析をしてゆき「優待くらし」らしい数値を算出することがができました。
優待くらし的企業スコア
ネーミングセンスが皆無なので、すごくダサいのですが、優待くらし的企業スコアという数値にしてみました
| 項目 | 内容 | ウェイト |
|---|---|---|
| 優待・配当利回り | 優待くらしなので、やはり一番重要視をする項目のため、ウェイト高め | 30 |
| 財務健全性 | 自己資本比率、営業利益率、当期純利益 、フリーキャッシュフローから算出 | 20 |
| 業績・修正傾向 | 決算資料から業績を元に、上方修正・下方修正などのIRから算出 | 20 |
| 株主還元姿勢 | 増配や株主優待の改善があるかどうかを過去のIRからの変化から算出 | 10 |
| 株価コンディション | 現在のチャート、MACD、RSIなどのトレンドから算出 | 10 |
| 経営リスク調整 | ワラント・増資・粉飾決算など企業体質、個人株主尊重度合いから算出 | 10 |
この算出によって、優待利回りがすごく良いけれど、財務面で懸念があって過去3年間のうちに資金繰り的な増資をしている、という企業のスコアはかなり悪くなるようになっています。(当然粉飾決算なども)
膨大なIRデータをAI解析するのは非常に時間がかかるので、全て出揃うのを待って…というのも、ただ時間がもったいないなぁと思って、証券コード順に処理を進めていって、できたら即公開という流れで、企業の情報を増やしてゆきたいと思っています。
本日公開を開始した 優待くらし Ver.1.4 では、アプリ内でしか見られないコンテンツ(AI解析)をご用意いたしましたので、ぜひダウンロードがまだの方はダウンロードをしてお楽しみください。
優待くらしの向かう未来
優待くらしは、「優待生活の、地図になる。」を目標に日々更新をしています。
それは、ただ単に株主優待が探せるだけではなく、投資する価値のある企業を見つけて企業を応援する。そして企業から株主優待を頂くことで生活が楽しくなる。
そんな場所を提供できるアプリでありたいと思っています。